もっともっと猫が食べやすい器

猫の頭は人間の１/４サイズほど。フードボウルはそんな猫が道具を使わず、舌と口だけで食事をするための器です。その事に加えて、世の中にまだ無い「より良いフードボウル」を作るには、猫の種類によって顔の凹凸もパーツの大きさも違うという事や、それぞれに食べ癖があるという事も考慮する必要がありました。

そこで、PAW-MOTTOは「最も食べるのが下手な鼻ぺちゃ猫も食べやすい器」の悩みを解決することが、「もっともっと猫が食べやすい器」に繋がるのではないかと考えました。

鼻ぺちゃ猫も食べやすい器の形

マズルが短くて上顎が小さい鼻ぺちゃ猫は、ご飯をうまく食べられず、舌の力だけで押し出してしまい、それが原因で、食べこぼしがちなのではないかと考えました。
そこで、極端な深さやコーナーを可能な限り無くしつつ、小さな上顎が使いやすい最適な形を追求しました。

食べやすさを優しくサポートする２段の返し

猫の頸椎へ負担や、吐き戻し(※)を和らげるために脚部分を高くする基本の配慮はもちろん、パウ・ボウルONIGIRIは、器に「緩やかな傾斜」と「２段の優しいフード返し」があることで、鼻ぺちゃ猫をはじめとする多くの食べこぼし猫が、余計な力を加えずとも、フードをより食べやすくサポートできるよう、配慮した設計となっています。

※吐き戻しの原因は毛玉や体質、体調が原因の場合もあります。

手になじみやすい“丸み”を生かした優しいフォルム

パウ・ボウル ONIGIRIは、デザイナーが自ら手捻りで作った丸みを残しつつ、量産用に整えたデザインです。そのため、器の表面にも手作り独特の柔らかい凹凸が残っています。
これは、お世話をする人の手にも器の優しさが伝わるよう、手になじむ感覚を大切にしたかったからです。
また、表面はツルツルとして水切りも良く、微細な汚れも落としやすくて清潔です。
さらに、約475gという程よい重さは500mlペットボトルよりも軽く、片手で持てます。軽くても、丸みを帯びた三角構造の土台が器をしっかりと支えてくれます。

おにぎり型だから横にしても転がらない

パウ・ボウル ONIGIRIは、ボウル部分と土台部分の両方がおにぎり型なので横にしても転がりにくく、洗った後、横にしておいておけば、器の内側から土台の内側まで、あっという間に水切りできてスッキリ清潔。忙しい毎日のちょっとした時短にも優しい形です。

スペック詳細

正面

側面

器の個性に温かさが宿る。安心とこだわりのMade in Japan

パウ・ボウル ONIGIRIは細部へのこだわりと優しさを大切にするため、実績と信頼のおける瀬戸焼の老舗窯元さんにお願いしました。
型から取り出した後、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げているので、焼き上がるまで予測できない「色むら」「濃淡」などの個性が、器それぞれに現れます。実はこれも、デザイナーが「大切にしたい」とこだわった「手作りの温かさ」。
機能的でありながら、温かさも感じられる器をどうぞお楽しみください。

人と同じ検査基準をクリア

パウ・ボウル ONIGIRIは、大切な家族である猫さんにも安心をお届けするため、鉛・カドミウム溶出検査を依頼。人と同じ「食品衛生法」および「ISO-6486」の基準をクリアしています。

手作りならではの個性をお楽しみください

色むら・濃淡など

パウ・ボウル ONIGIRIは、型から外した後、ひとつひとつ丁寧に手作業で仕上げを行っているため、若干の重さや小さな凹凸はもちろん、模様の細部にもばらつきがございます。
さらに、釉薬の特性上もあり、濃淡などの色むらがみられますが、これは、焼き上げる事で自然に現れるものです。
また、土の成分が泥しょうの跡として現れたり、小さな鉄粉が表面に現れることもございます。これらの特徴は「器ひとつひとつに現れる個性」となります。何卒、ご理解の上、ご利用の際はその唯一無二の個性を、お楽しみくださいませ。